島根県重度障がい者コミュニケーション支援講座を平成27年3月14日(土)及び15日(日)の2日間にわたり松江医療センターで開催しました。

 今回は、NPO法人ICT救助隊(難病患者や重度障がい者の方のコミュニケーションをICT=情報通信技術を活用して支援する団体)等から講師をお招きし、「重度障がい者のコミュニケーション支援」、「伝の心等の意思伝達装置の体験」、「スイッチの工作」、「島根県における難病施策の現状」など、多様な内容で開催しました。 

 県外からの参加者も含め、難病患者・家族、看護師、保健師、作業療法士、理学療法士等51名の参加がありました。 1日目の最後には、懇親会もあり、参加者の交流を図ることができました。 

 参加された方からは、「コミュニケーション機器に関する勉強会はほとんどないので、とても参考になった」、「いろいろな機器を操作してみて、どのような特徴があるか、実際使用しておられる方の大変さなどがわかった」、「ハンダ付けは難しかったが、ポイントを教えていただき、分りやすかった。とても勉強になり有意義な時間だった」などの感想をいただきました。

 島根県重度障がい者コミュニケーション支援講座の様子を掲載しております。


県内外からたくさんの参加がありました

数人でレッツチャットを体験中

 島根大学の伊藤先生から視線入力を
紹介していただきました

 ICT救助隊の仁科先生から
ipadによるコミュニケーション
機器を紹介していただきました

ICT救助隊の今井先生から
スイッチ工作について指導して
いただきました

いよいよスイッチ工作のはじまりです

はんだ付けに挑戦中

2日間の研修会、お疲れ様でした