平成30年度 難病医療等従事者研修Ⅱを平成30年3月17日(日)に島根県立大学出雲キャンパスで開催しました。

 今回は、「神経難病の在宅療養を考える」をテーマとし、医療法人社団悠伸会うめがえ内科クリニックの梅枝院長先生に「神経難病の在宅医療」をご講演していただきました。

 支援者、行政関係者等がそれぞれの立場で、地域における難病患者の在宅療養支援の取り組みを学び、理解を深めることで、難病患者・家族の在宅療養生活の質の向上を図ることを目的として開催しました。

 基調講演後は、実際に神経難病の在宅療養支援に関わっている病院連携室看護師の方、介護支援専門員の方から事例をもとに課題や思いをご報告していただき、その後で演者と参加者とで質疑応答を行いました。

 看護師、保健師、介護支援専門員など、約70名の参加がありました。

 参加者された方からは、「患者の気持ちを汲み取ること、患者を看ていくには、多職種連携、情報の共有化が大切なことを再確認した」「退院に向けて、丁寧な家族への医療ケア等の指導がとても参考になった」「どうにかして当たり前の生活を在宅で、という思いで尽力されたことはとてもすばらしいと思った。自分も今後、その気持ちを大切に、あきらめずにやっていきたい」などの意見や感想をたくさんいただきました。

 

平成30年度 難病医療等従事者研修Ⅱ1 平成30年度 難病医療等従事者研修Ⅱ2

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