臓器提供について

〈終末期の選択肢としての臓器提供〉

事故や病気による脳障害などで入院し、最善の救命治療にも関わらず、回復の可能性がなく、

救命が不可能であると診断された方に対しての終末期医療の選択肢の一つとして臓器提供が

あります。

 

〈脳死後と心停止後の臓器提供の違い〉

「脳死」あるいは「心停止」によって、提供できる臓器は異なります。

脳死後の臓器提供が出来る医療施設は、高度な医療を行う大学附属病院等に限られ、かつ必要な体制が整備されていることが前提となります。(5類型施設)又、心臓が停止した死後の臓器提供は、手術室がある病院であれば提供が可能です。

眼球(角膜)は自宅や葬儀場でも提供が可能です。

 

※脳死とは、脳幹を含む、脳全体の機能が失われた状態です。

回復する可能性はなく元に戻ることはありません。植物状態とは異なります。

 

〈意思表示の方法〉

臓器提供の意思表示は、・マイナンバーカード・運転免許証・インターネットによる意思登録・臓器提供意思表示カードで意思表示をすることができます。

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詳しくは(公社)日本臓器移植ネットワークホームページをご参照下さい

⇒日本臓器移植ネットワーク リンク