頭部MRI検査
頭部MRI検査 22,000円(税込)
MRI検査を受けるにあたって事前の注意事項
次の方は当施設では検査できない場合がありますので事前に主治医などに確認をお願いします
- 心臓ペースメーカー、ステント避妊リングを体内に入れている方
- 外傷や手術で人工関節やボルト、脳動脈クリップなどの金属が体内にある方
- 妊娠中もしくは妊娠している可能性のある方
- 閉所恐怖症など狭い場所が苦手な方
- インプラント・歯の矯正をされている方
検査前の準備
金属は検査の妨げになりますので、次のものは取り外してください
- 貴金属:時計、指輪、ネックレス、イヤリング、ヘアピンなど
- 眼鏡、補聴器、入れ歯など
- 金属のついている下着:ブラジャー、スリップなど
- 化粧品(マスカラなど)の中には金属を含んでいるものがあるため、化粧を落としていただくことがあります
- カラーコンタクト(取れるようにケースを持参してください)
- ニトロシール・ニコチンシール(担当技師にご相談してください)
検査開始、開始中のお願い
- MRI装置の検査台に仰向けに寝て、体の力を抜いてリラックスしてください
- 検査時間は目的や部位によって異なりますが、通常30分くらいです
- 検査中は痛みを伴いませんので、検査中は動かないでください
- 検査中は検査担当者とマイクを通していつでも会話ができますのであんしんしてください
- 検査中、MRI装置から連続的にトントントンという音がしますが、心配いりません
- 動かないように寝ていてください
- 3検査中に気分が悪くなった方はブザーを押してください
MRI検査
MRI検査(MRI=MagneticResonanceImaging:磁気共鳴画像診断装置)は強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力を利用して体の臓器や血管を撮影する検査です。
水素には、磁気に反応する性質があるため、磁場をつくる装置の中で体に電磁波を当てると、体内の水素が反応して信号を発します。その信号を捕らえて、コンピューターで解析して画像にします。
MRIでわかるもの
腫瘍の大きさ、形、位置がわかります。骨で包まれた臓器(脳など)も鮮明に写し出します。
また骨の固い部分とやわらかい部分(軟骨など)を区別して写し出すため、軟骨の厚さも計測できます。胆管や膵管を調べるMRCP(磁気共鳴胆管膵管撮影)もできます。MRIで血管を撮影して、コンピューターで処理するMRA(磁気共鳴血管撮影)も行なわれます。
MRIはどんな検査
MRI装置のベッドに仰向けに寝ます。円筒状の穴にスライドします。検査がはじまると、工事現場のような音が耳元で連続して聞こえますが痛みはありません。できるだけ動かないようにしてください。