脳ドック 49,500円(税込)

一部検査をキャンセルされても減額はおこないませんが、頭部MRIが検査できない場合は31,900円となります。

 

ヘルスサイエンスセンター島根は日本脳ドック学会認定施設です。
健診内容は日本脳ドック学会ガイドライン2019に完全準拠しています。

高齢化や生活習慣病の増加に伴って、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、認知症などの脳疾患が重大な問題となっています。無症候で未発見の脳血管疾患、あるいはその危険因子を早期発見し、早期治療することが大切です。その有力な手段が脳ドックです。

ヘルスサイエンスセンター島根の脳ドックの特色

  1. MRI検査
    現在の脳の形態的な状態がわかります。

    磁気と電磁波によって、縦横斜めあらゆる方向から脳の断層画像を映し出す検査です。

    頭部MRIでは脳腫瘍、脳梗塞(特に隠れ梗塞)、脳出血、脳萎縮等をチェックできます。

    また頭部MRAでは、脳動脈瘤や、脳血管の狭窄や閉塞のチェックができます。ヘルスサイエンスセンター島根では、最新鋭の3.0テスラMRIを導入、高解像度画像により発症間もない脳梗塞の病変や小さな梗塞、微細な血管の異常などもはっきりと映し出します。

     

     

    MRI画像

                        MRI(3.0T磁気共鳴画像診断システム)

  2. 認知機能検査
    現在の脳の機能的な状態がわかります。

    ヘルスサイエンスセンター島根の脳ドックでは、多種の認知機能検査を組み合わせて実施、認知症の早期発見を目指します。

    *認知症スクリーニング検査 ・・・ Cadi2
    *記憶力・計算力・言語力・見当識 ・・・ MMSE
    *視空間認知機能 ・・・ コース立方体組み合わせテスト
    *言語性認知機能 ・・・ 岡部式検査

    これ以外に情動機能や前頭葉機能などの検査も合わせて実施します。

    記憶、判断、認識力等の詳しい認知機能検査記憶、判断、認識力等の詳しい認知機能検査
  3. 血液検査、心電図検査、詳しい問診、血圧脈波検査、頸動脈超音波検査
    将来の脳疾患の発症リスクがわかります。

    脳卒中や認知症発症予防のために、高血圧、糖尿病、脂質異常症、心房細動、喫煙、飲酒、炎症マーカーなどの危険因子を調べます。
    また、危険因子により動脈硬化が進行すると、脳卒中の発症リスクが高まります。動脈硬化に特化した検査により、動脈硬化の状態をチェックします。
    全身的な動脈硬化、またその危険因子のチェック
    全身的な動脈硬化、またその危険因子のチェック
     

こちらに該当する方は受診できません

ペースメーカー、心臓人工弁、チタン製以外の脳動脈クリップ、埋込式人工内耳を入れている方、閉所恐怖症の方は受診できません。

その他の金属(ステント、インプラント、矯正治療中など)が体内にある方は3.0T(テスラ)-MRI対応か、主治医にご確認ください。

※午前8時30分開始、ほぼ1日かかります。

※お昼にお弁当を準備しております。 

検査項目

  • 身体計測 <身長・体重・腹囲・体脂肪率・BMI・握力・歩行速度>
  • 尿検査 <蛋白・糖・潜血>
  • 血液検査
    • 循環器系 <BNP>
    • 脂質 <総コレステロール・中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール>
    • 肝機能 <総蛋白・アルブミン・A/G比・総ビリルビン・ALP・AST・ALT・γ-GTP>
    • 膵機能 <アミラーゼ>
    • 泌尿器 <クレアチニン・尿素窒素>
    • 代謝系 <空腹時血糖・ヘモグロビンA1c・尿酸>
    • 血液学的検査 <白血球数・赤血球数・ヘモグロビン・ヘマトクリット値・血小板数>
    • 凝固系 <フィブリノーゲン>
    • 炎症性反応<CRP>
    • 動脈硬化 <アディポネクチン・リポプロテイン(a)・sdLDL-コレステロール>
  • 問診
  • 眼科 <視力検査・眼底検査>
  • 耳鼻科 <聴力検査>
  • 呼吸器 <胸部X線直接撮影>
  • 循環器 <血圧・安静心電図>
  • 動脈硬化 <頚動脈超音波検査・血圧脈波(血管年齢)検査>
    • 頭部MRI検査 <断層撮影・血管撮影>
    • 認知機能検査 <Cadi2コース(右脳の検査)・岡部式(左脳の検査)>
  • 診察