『れんこん』と言えばお正月のイメージが強いですが、実は旬は9月から12月です。

旬より前、6月から9月初めに収穫されるれんこんを新れんこんと呼びます。この時期の

れんこんはシャキシャキとしてさっぱりした味わいです。

11月から2月頃に取れるれんこんは粘りと甘みが強くなります。これは9月頃に成長を終

えたれんこんを田んぼの中で寝かせることで、でんぷん質が糖に変化する為です。この時

期のれんこんはすりおろして、れんこん餅にしたり、つくねに混ぜ込み加熱料理をするこ

とで、より粘りと甘みを感じることができます。

今回はお弁当のおかずにもぴったりで、お子様でも食べやすい、れんこんのつくねをご紹

介します。

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【れんこんつくね】 10個分 1個60kcal

(材料)

豚ひき肉(鶏ひき肉でも良い) 300g

れんこん 70g

玉ねぎみじん切り 50g

溶き卵 50g

生姜チューブ 5g

片栗粉 15g

〇砂糖 30g

〇薄口醤油 30g

〇水 30g

〇片栗粉 5g

〇水 5g

 

(作り方)

1     れんこんは飾り分を薄くスライス、残りはみじん切り、またはすり下ろす。

2     薄切りにしたれんこん、〇が付いた調味料以外の材料をよく混ぜ、丸く成形する。

3     スライスしたれんこんに材料以外の片栗粉を薄くまぶし、丸く成形したつくねと合わ

   せる。 ※離れないようにギュッとくっつける。

4     両面を火が通るまで焼き合わせ調味料で作ったたれを合わせてさらに過熱する。

5     良い感じにたれにとろみがついてつくねに絡んだら出来上がり。

 

ヘルスサイエンスセンター島根 管理栄養士 杉谷幸恵(監修)