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まめらびブログ

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「健康・栄養・移植医療・難病などさまざまな情報を提供します」

  • まめらびの“健康診断の基礎知識コーナー” No.1  ~肝機能検査について~

    2022年02月28日

    健康診断では、血液やおしっこの検査、レントゲン撮影などいろいろな項目がありますよね。結果を教えてもらっても、いまいちよくわからないことってありませんか?

    これから、このコーナーでは、ごく簡単に、検査から一体、どんなことがわかるのか紹介していきますね。

     

    まず今回は、肝機能検査の紹介です!

     

    肝機能は、血液で検査をします。

     

    血液検査では、肝臓が健全にはたらいているかどうかを知ることができます。

    基本的な項目として、AST(GOT)、ALT(GTP)、γ (ガンマ)GTPの値を調べます。

    AST、ALTは肝臓の細胞に多く含まれていて、細胞が壊れたときに血液中に出てくる酵素です。肝臓の細胞が壊れていると値は高くなり、肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝がんなどの可能性が疑われます。

     

    お酒をたくさん飲む人は、γGTPの値が高いとよく言われていますよね。γGTPはアルコール性肝障害の指標と言われています。飲酒量が多い人だけでなく、胆汁の流れが悪いときにも上昇します。

     

    肝臓は、検査値が異常な値を示していても、自覚症状などはほとんどないと言われています。肝臓はとても我慢強くて、少しくらい組織が壊れても、頑張って働いてくれる健気(けなげ)な臓器です。そのため、「肝臓は沈黙の臓器」と言われています。

     

    ですから、肝機能検査値の異常は、肝臓からのSOSだと思ってください。この状態を放置すると、いつの間にか肝臓の病変が進んで、肝硬変や肝がんなど命をおびやかす病気になる危険性が増します!

     

    頑張り屋さんの肝臓を大事にしてあげてください。

  • まめらびの健康レシピvol.6 ~おうちにあるもので、チョコブラウニー~

    2月と言えば、節分の次はバレンタイン・デーですね!

    残念ながら、今年も、コロナウイルス感染症対策のため、なかなか対面でのチョコのプレゼントや交換は控えたいところですが、家族の誰かに、または自分へのプレゼントとして手作りのチョコブラウニーで楽しんでみてはいかがでしょう。

    今回はおうちにある材料を使った焼き菓子を紹介します!

    チョコブラウニー

    【バナナチョコブラウニー】(16等分したもの1切れで100kcal)

    (材料)

    バナナ  小2本

    市販の板チョコ  100g(2枚分)

    バター(無塩が良いが普通の物でも良い)  60g

    牛乳  30ml

    卵  2個

    ホットケーキミックス  60g

    ココアの粉(加糖タイプでよい)  10g

    砂糖  10g

    アーモンドスライス  適量

     

    (作り方)

    1     バナナはビニール袋などに入れ小さくつぶす。

    2     板チョコは細かく割る。割ったチョコとバターを耐熱の容器に入れ500wで1分強温め
       溶かす。(時間は調整してください。)

    3     卵はよく割りほぐす。

    4     2のチョコに卵と牛乳を混ぜる。

    5     4にホットケーキミックス、ココア、砂糖、つぶしたバナナを入れサックリ混ぜ合わ
       せる。

    6     オーブンペーパーを敷いた型(15センチ×15センチ)に5を流し込む。(普通のパウン
       ド型なら2個分に分けて流し込む。)

    7     お好みでアーモンドスライスを上にかける。

    8     余熱したオーブンで、180度で約35分焼く。焼けたら中までしっかり火がとっている
       か竹串を刺して確認する。(竹串に何もつかなかったら良い。)

    9     網に乗せ、冷ましてからお好みの量にカットする。
      (16等分にすると食べやすいです。)

     

    手作りは手間がかかりますが、自分で砂糖の量を調整すればカロリーダウンできます。また、入れるナッツなどの種類により、取れる栄養も変わります。

    バナナの代わりにイチジクのジャムや姿煮を入れると高級感がアップします。色々なアレンジができますのでぜひチャレンジしてくださいね!

     

    ヘルスサイエンスセンター島根 管理栄養士 杉谷幸恵(監修)

  • まめらびの健康レシピvol.5 ~免疫力アップ!~

    冬の果物といえば「みかん」ですよね!!

    今日はみかんで作るスムージーを紹介します。

     

    【みかん・バナナのヨーグルトスムージー】4人分(1人分106kcal)

    (材料)

    バナナ 1本(100g)

    みかん 2個(150g)

    ヨーグルト(250g) 

    砂糖(30g) 

    (作り方)

    1     バナナは皮をむく、みかんは皮をむいて小房に分ける。

    2     材料すべてをミキサーかける。

    ☆砂糖を減らし、バナナの量を増やしてもおいしいです。

    ☆器に流し込み、冷凍庫で3時間程度冷やすとジェラートになりますよ。

     

    みかん・バナナに含まれるビタミンには免疫力アップする効能や皮膚粘膜を健やかに保つ作用があります。

    また、ヨーグルトにも腸内環境を整え、免疫力アップや花粉症の改善などの効果が期待されます。

    ミキサーにかけることにより、高齢の方から、お子様までおいしく召し上がることができますよ。

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    ヘルスサイエンスセンター島根 管理栄養士 杉谷幸恵(監修)

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